マイケル・ムーア監督の主な作品A
今回も前回に引き続き、マイケル・ムーア監督の作品をご紹介していきたいと思います。
まず、最初は、2007年、ムーア自身が3年の月日をかけて製作した、アメリカの「医療問題」の実態をテーマにした『シッコ』という、ドキュメンタリー映画です。
この映画による取材を避けるために、アメリカの医療業界の大手各社は厳戒体制だったと言われています。
ちなみにこの作品を作るにあたり、彼はアメリカの医療制度の問題を実際にWEBサイトにて募り、それによって寄せられた話をもとにしてこの映画を作ったと言われています。
この作品の中でのムーア自身のスタンスは「よその国では当たり前に出来ている事がなぜアメリカでは出来ないのか…」という事でこの問題を映画の題材に取り上げたようです。
この映画では2007年のカンヌ国際映画祭において特別招待作品として正式に出品されました。
最後は2008年に公開された『キャピタリズム?マネーは踊る?』という作品です。
この作品で今回取り上げたテーマは「資本主義という巨大なシステムについて」です。
今までと同じく今回もアポなしで投資会社や銀行、ウォール街に税金を返せと乗り込むのだが、彼はもはや業界では有名になってしまっていて、実際は銀行の玄関前で警備員相手に抗議のパフォーマンス的な事をするしかなく、ちょっと残念に感じた作品でした。
ちなみにこの映画は、2009年の11月23日に日本で試写会が行われたようですが、来場者に対して「定額給付金」と称した現金を配っていったといいます。とても心にくい演出ですね(笑)
これまでマイケル・ムーア監督の生い立ちから作品に至るまでを触れてきました。
彼は人々を驚かせる事が好きなので、また今度、どんなサプライズを起こしてくれるのか、これからも見守っていきたいと思います。
